時計修理 時計洗浄 電池交換 ジュエリー・リフォームは、福岡・天神 時計・宝石の専門店ハナブサまで。

時計は人生のパートナー。永く付合うには秘訣があります。

なるほど時計読本ハナブサの一級時計修理技能士は、毎日何十本もの時計を診察しています。 電池交換はもちろん、分解修理、機械式時計のオーバーホールなど高度な技術が必要なものもありますが、お客様からお預りする時計の中には、普段の ちょっとした注意で防げるトラブルもたいへん多いと感じていました。

そこで、この「なるほど時計読本」では、お客様の大切な時計と末永く付合う 秘訣をご紹介いたします。 あなたは時計と間違ったお付合いをしていませんか?

時計はとってもデリケートなんです!

電池交換にも気を使って!

腕時計の電池交換は、交換方法も料金もお店によってまちまちです。
電池を交換するだけなら、すこし器用な人なら簡単にできることでしょう。
でも、実は これが大変問題なのです。

ホームセンターやメガネ店などで最近、電池交換の看板をよく見かけます。
作業の様子を観てみますと、平気な顔をして素手で裏蓋を開けたり、ひどいときには電池そのものを素手で入れたりしています。懐中電灯やラジオの電池を入れ替えるならこれで もいいのですが、精密機械である腕時計にいいはずがありません。

ハナブサの電池交換は、すべての作業工程を見ていただけるようにガラス張りの修理 工房を店舗入口の一番見やすい場所に設置しています。

ハナブサの電池交換作業工程をご紹介いたします。

@時計の外装をチェックして、キズ・汚れ・ベルトの状態などを確認します。
A専用の工具を使い裏蓋を開けます。
B電池の電圧を測定します。
C時計の消費電流を測定してムーブメントの作動状態を診断します。
D磁気帯びの検査を行い、遅れや止まりが磁気の影響でなかったかどうか判断します。
E裏蓋パッキンやリュウズなどの状態を確認し、防水性の状態をチェックします。
(上記@〜Eの工程に問題がある時は、必ずお客様に報告いたしております。)
F新しい電池と交換します。
G作動状態を確認した後、秒単位まで正確に時間を合わせます。
左記のような工程を、どんなに混み合っていましても手を抜くことなく行っておりますので、当然お時間が多くか かってしまいます。 当店で電池交換をされる際は時計工房の見学と思ってご ゆっくりお楽しみください。

「電池交換をしたら調子が悪くなった」なんてことがないように、電池交換は時計修理技能士のいる専門店をおすすめいたします。

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身近にある時計の大敵!

時計は磁石が大の苦手。身近な電化製品に気を付けて!

クオーツ式の時計は電池から送られてくる微弱な電流をコイルに流して電磁石を作ります。
コ イルの隣にある永久磁石で作られたローターがこれに反応して回転することで針の動きを続 けています。
ところが携帯電話やハンドバックの留金に使われている磁石は大変強い磁力を持っていて、このローターの回転運動を止めてしまいます。この止まった状態が、外部の磁石が遠ざかるまで続きますので、時計に遅れが生じてしまいます。

ゼンマイで動く機械式時計の内部には『ヒゲゼンマイ』と呼ばれる細い金属をぐるぐる巻きにした装置があります。
この『ヒゲゼンマイ』は元々金属で出来た細い線であるため、磁石が近づくとまれに磁化してしまい、機械式時計はかなりの進み傾向を示すこととなります。
■身の回りにある電磁気製品の磁界の強さ
磁気を発する製品
磁界の強さ(単位:A/m)
密着状態 5cm 離れた状態
携帯電話スピーカー部
〜 22,400 〜 1,600
携帯ラジオスピーカー部
〜 16,000 〜 400
磁気健康枕
〜 48,000 0
磁気ネックレス
〜 96,000 0
肩こり用磁気エレキバン
〜 144,000 0
家具のドア・マグネット部
〜 64,000 〜 1,200
バッグ留金のマグネット部
〜 72,000 0

携帯電話と一緒にハンドバッグに入れたりしていませんか?

単位:A/m(アンペア・パー・メーター)は、磁界の強さを表す国際単位
参考:Gauss(ガウス)は、磁束密度を表す単位(1Gauss≒80A/m)
※製品毎の磁界の強さには固体差があります。
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一石二鳥のメンテナンス!

時計の内部をきれいにして、電池も長持ちさせよう。

クオーツ時計は、中に組み込まれた直径5ミリから9ミリ程度のごく小さな電池で作られる電気を効率よく少しずつ使いながら動いています。 しかし、電池の容量が非常に小さいため、家庭の電源のようにどんどん使い続けることは出来ません。そこで、クオーツ時計は歯車の組み合わせを工夫したり、歯車の素材を軽くしたり、IC 回路の省エネ化を図ることで、出来るだけ作動に使う電流を極限まで少なくして電池の寿命を延ばそうとしています。

女性用のブレスレットタイプの腕時計には小指の先ほどの小さな機械の中に直径5ミリ程度の一番小さな電池を装着しています。このような小型の時計は、0.3μアンペア(1μアンペ アは100 万分の1アンペア)程度の極々小さな消費電流を使って、時計を動かしているのです。 最近お客様から『寿命の長い電池を使ってください』という要望をよく耳にします。

『わかりました』とお答えしたいのですが、残念ながら腕時計の電池は、乾電池のように内部の素材の違いで電池の寿命を延ばすことは出来ません。 おそらく、寿命の長い電池をとおっしゃるお客様の多くは、自分の時計は最近電池切れが早くなったと感じておられるのではないでしょうか? 電池切れの早さは電池自体に原因があるのではなく、先にお話した消費電流に問題があるのです。 本来ならば少しの消費電流で作動する時計が、歯車の汚れなどのトラブルで、倍の電流を使っているとしたら・・・ 当然、電池は半分の期間しか時計を動かすことが出来ません。 分解掃除は必要ないと思われがちなクオーツ時計ですが、本来の消費電流を保つためにも定期的な分解掃除が不可欠なのです。

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クリーニングもプロにおまかせ!

知っておきたい時計の防水知識。

腕時計は設計の段階で、防水性を高めるため様々な工夫を施しています。 防水性のレベルを、どのくらいの水圧に耐えられるか段階ごとにわかりやすく表示していま す。しかしながら、製造段階の防水性が永久に保たれるわけではありません。 リュウズや裏蓋に取り付けてあるゴム製のパッキンは、2〜3年で劣化してしまい、汗や水の進入を防げなくなってしまいます。

まずは定期的なパッキン交換が防水性の保持には欠かせません。さらに永年ほうっておくと、時計の外装部が錆びてしまい、亀裂が生じて、ここか ら時計内部に水や汗が進入してしまいます。これを防ぐ方法はただひとつ。定期的に時計を 洗浄してケースに付着した汚れを取り除いてしまうことです。但し、時計内部のムーブメン トは極端に水分を嫌いますので、いったんムーブメントを取り出してから洗ってあげなければなりません。 大切にしたい思い出の時計は、一年に一度クリーニングに出して洗ってあげてください。

防水だからって、こんなことしてませんか?!


時計を付けたまま
入浴する。

お湯を直接かけて
洗っている

時計を付けた
ままサウナへ入る。

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